BlogDelKotaro

30代前半都内ベンチャー人のライフログ。基本青い。最近は経営のことが多いかも。
25歳から仕事、映画、旅、写真、二日酔いなどの独り言を雑多に残し続けてます。
川の底からこんにちは
別に人生通して忘れられない映画って感じじゃないけど、
アンニュイというかシニカルというか独特の世界感を作り上げてはいるが、
屈折しているようで実はすごく真っ直ぐなので、
心に気持ちよく響く★5こ。

http://kawasoko.com/

主役の満島ひかり、天才。なんと、FOLDER5だったとさ。驚き。

こういうユニークな世界観ほんと好き。
できればこの映画で誰かと盛り上がってみたい。

「中の下」の表現が無理矢理だし、発起の描写が薄いし、
「頑張る」で全て片付く時代じゃないけど、あべこべを楽しむ映画だと
思うので、これもいいか。
下ネタのタッチも爽やかだし、刷新された社歌は秀逸だと思うし、
キャラもいちいち中途半端に面白いし、いずれにせよ、個性ある傑作だと思う。

うーん、これ以上書くことない。意味不明ですみませぬ。
また観たいとは思わないけど、なんとなく人に観せたい映画でした。
オススメ 本/映画 | 02:38 | comments(0)
わが母の記
http://www.wagahaha.jp/

久々の映画レビュー。ネタばれっすよー。

役所さんとききさんと宮崎あおいさんの映画。
というか井上靖さんの物語。

中学校受験のころ(結局公立いったんだけど)、
「しろばんば」って作品と、もう一冊ぐらい読んだので、
伊上洪作が湯ヶ島で過ごしたころの話なんかも出てきて、
繋がる部分も多かったので、すごく感情移入できた。

時代による生活とメンタリティ、原風景のようなものが、
少なくとも素人目にはすごくやわらかく描写されており、
ちょうど自分が生まれる直前までの物語だったんだけど、
懐かしさのようなものを憶えた。
そして、井上靖さんやっぱセレブだったんだなー、とも。

観ていて、
母子わかりあえず時が流れてしまった喪失で胸が痛んだり、
奇しくも母が耄碌してようやく分かりあえたということに
悲しさを感じたけど、それでも氷解を迎えてよかったなと、
しみじみ胸が熱くなった。

井上靖の視点から書かれているということも面白くて、
失われた時間に対しての複雑な思いをどうにか鎮めたい
というような気持ちが描写に出てるような気がして、
それがまた、この映画をたまらなく温かいと思わせてくれた
要因だったのかな、と。

読まずして映画化されたものだけを観て言うことじゃない
かも知れないが。

やっぱ時は有限。
ハワイ行きの船に乗らず、世を徹して沼津で焼き芋してて
良かったな、伊上洪作は。
自分も、親との時間が有限なんだから、心を通い合わせられる
チャンスをいつ何時も逃しちゃいけないなと強く思った。

★4つでしょうか。
ま、観た人は、ここに書いたこと分かってくれるはず。
駄レビュー失礼!
オススメ 本/映画 | 14:42 | comments(0)
Vidal Sassoon
去年(?)UPLINK配給で公開されていたVidalさんのドキュメンタリーを観た。

http://www.uplink.co.jp/sassoon/

作品自体は2010年のもの。
残念なことに昨年5月にVidalさんは亡くなってしまったとのこと。
ご冥福をお祈りする。

美容に限ったことは素人なので割愛するが、
「信念」「夢中」「創造」「孤独」など、人並み外れた才を持つ人を
とりまく、ポジネガを合わせてみることができ、
Vidalに人間らしさを感じながらも、彼がしてきた美容への革命に
圧倒された。
素人目にみても、彼がカットでどんな革新をもたらしたかが、
映画の中で次々に登場する美女の変身で理解できる。

”誰もが懐疑的になって”無理だ”と言うことがある
だが悲観主義はナンセンスだ
自分のルーツをしっかりと見極めて、
何かを成し遂げようとしてみればいい。
驚くような結果が得られるよ。” ヴィダルサスーン(劇中)

ユダヤ人であることと、戦争という出来事、その中でも
自分と向き合い、運命を変えた彼には、本当に敬服する。
美容に興味ある人のみならず、一般常識として観ておいた方が
いいのではないかと思う作品。おすすめ。  ★4つ
オススメ 本/映画 | 12:53 | comments(0)
エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン


エル・ブリの秘密 世界一予約のとれないレストラン

http://www.elbulli-movie.jp/

やっとDVDが出たので観賞。★4こ。名ドキュメンタリー。

バルセロナから2時間ぐらいのところにあるカタルーニャのレストラン。
45席で年の半分しか開いていないのに年間200万件の予約希望が殺到する
という世界で最も予約の取れないレストラン。
でも、2011年に突如、閉店が発表され、もうなかったりもする。

この映画は2009年のエルブリに、オフシーズンの次シーズンの創作から
オープンまでに密着し、余計な演出を入れずシーンをつないだ淡々とした作り。

素人なので、難しい専門的なことは言えないが、
コンテンポラリー(現代)料理とは、こういうことかと驚かずにはいられない。
一級の料理とは、食材一つ一つの実験から得られる膨大な結果データの緻密な
積み上げからなる論拠があり、3時間で35品も出すミュージカルのような
コースには、レシピにもオペレーションにも信じられないような裏打ちがあること
を知り、一流の料理に対して大きな敬意が生まれた。

天才たちが、血のにじむような努力をしている。
すごいことだと思う。

映画内、経営者であるフェラン・アドリアの遂行力と強い芯、判断には感服した。
ほとんど笑顔なんてない。
ただ、神経を研ぎすまして、客を驚かす芸術に、苦悩し、没頭する姿のみだ。
そんな彼が、客から狙った通りの反応が得られたときのみ、笑顔を見せる。

映画の締めで紹介される全料理の羅列は圧巻そのもの。

いつか自分も何かを突き詰めて為せるようになったら、こんな料理を食す
権利を得たいな、と思った。

すごい魂、すごいアウトプット。
どんなものも極限まで突き詰めて昇華できる筈だぞ、そんなことを教えてくれた
この映画に乾杯を。
オススメ 本/映画 | 01:44 | comments(0)
LIGHT UP NIPPON
東北震災復興のための、8.11複数都市同時花火の
初年ドキュメンタリーMOVIEを観た。



今となればけっこー有名な活動。
http://lightupnippon.jp/
(ちなみに、ここで実際の映画の映像、ブツ切れですが多くを観られます。)


とても気持ちのいい映画だったと思う。★5つ。

構成うんぬんとかそんなことじゃなくて、為されたこと自体が何ものにも
替えられないぐらい尊い。
いま思っても不毛だった、当時の「不謹慎論」「自粛論」を思い出すと
なおさら、すぐにこれを進めたこの活動には頭が上がらない。

会社が潰れるんじゃないかとベソかきながら仕事に打ち込んだ記憶あるが、
このときに自分のことではなく、信念もって現地に手を差し伸べる判断を
すぐにできた人には、もはや尊敬の言葉がもうない。
自分を後ろめたくすら思ってしまう。


発起人の高田佳岳さんの心とバイタリティと仕事力には敬服する。
(元同居人のK太郎氏の桐蔭高校同級生らしいので意外と近い人っぽい)

だって、3月11日に震災あって、3月下旬に「隅田川花火大会が中止」
というニュースを聞いた瞬間に「だったら花火はあまる筈だし、
それを被災地で上げたら、前向きになれるんではないか」的なことを考え、
すぐに電話で花火会社の協力を取り付けて、被災5ヶ月後の8月11日という
日程と構想を固めて、プロジェクトチームを発足し、
疾風の勢いで4月前半には東北へ。
各所で自分の信じた仮説と思いを現地の人にぶつけ、苦言を受けながらも、
いくつかのファクトから、断行を改めて決意。
その後は、東京と東北を毎週往復しながら、猪突猛進。爆速。

あとは、あくまで現地の人の現地の人による現地の人のための、という
ところを外さずに、現地の人の気持ちに浸透させ、動機付けをすることを
必ず第一にしながら、巻き込んでいき、その年単発で終わらないような
イベントとして具現化。

ウン万人という数の人の心を、パッと明るく照らした、歓喜の時間たち。


ライフ、ワーク、ともに、自分にとって高田さんが神のような存在になった。
人の気持ちを馬鹿にせず、多くを受け入れ、考えることを厭うたり、
逃げたりせず、全力で周囲の歩を合わせ、進んでいける人。
すべてにおいて、自他の気持ちが全ての中心に設計されている。
これ以上、強固でレベルの高い推進体はないと思う。

彼の所属が「大手代理店」というので、電通か博報堂かだと思うが、
こんな仕事人がいる会社ってすごいな、とつくづく思った。
あの少年のような感受性に惚れてしまいそうだ。


花火が上がり終えたあと、
現地の人が泣きながら彼に感謝をしており、
そして、彼が同じように現地の人に溢れんばかりの感謝をしている情景。

自分にとって、仕事の一つの理想が見えた気がする。


くそー。
近い将来、必ず自分も人の心をあのぐらい豊かにしていけるようなことを
何とか為したいぞー、絶対。

ということで、興味ある人、おすすめです。
オススメ 本/映画 | 17:05 | comments(0)
萌の朱雀
「沙羅双樹」以来、河瀬直美さんが好きなのに、この作品を観てないという
意味不明な状態だったので観た。
沙羅双樹を筆頭に上げる人は珍しいと思うが。

http://www.kawasenaomi.com/ja/works/feature_film/post_14/

奈良吉野のある家庭の孤独と離散と愛を描いた1997年の作品。
★3つ。

カンヌで高い評価を得たみたいだけど、実際は日本人が日本人の心というか、
豊かさを、風土や人々の生活とともに確認できる作品だと思うので、
海外の人にこれを評価できる意味が、根底では理解できない部分がある。
ストーリーはすごく重く悲しいし、その点がそれほど秀作だとは思わない。
監督自身の心の投影なんだと思う。

これは、もっと奥深くの部分で、地方の一家族の情感描写を通して、
日本人の情感を映像化して、遺していくための映画なんじゃないかと解釈した。

頭の中を空っぽにできる日の静かな昼下がりに観てください。

オススメ 本/映画 | 01:21 | comments(1)
EXIT THROUGH THE GIFTSHOP


観よう観よう思ってて、今さら観た。
観終わってこれ書こうとするまで監督がバンクシーだって知らなかった。
ちなみにこの画像は、映画とあんまり関係なし。

http://www.uplink.co.jp/exitthrough/

アメリカの西海岸の個性的な古着屋店主ティエリーが、
名だたるグラフィティアートの巨匠達を映像で追いかけるに
至るまでと、あのバンクシーに受けた薫陶を自分なりに解釈して
成り上がるまでのドキュメンタリー。

ドキュメンタリーならではの成り行きの面白さだったと思う。
ティエリーのぶっとんでる一挙手一投足がすごく笑える。

グラフィティカルチャーに興味ある人は必見じゃないだろうか。
アートを突き詰めたものではないので、アーティストの方が観ると
現代の世俗優位に気持ち悪さが残るかも知れないが。

贅沢を言うと、グラフィティアーティスト達の内面に
より深く迫ってもらって、彼らの内面を知りたかったなと言うこと。
ほとんどの地域でグラフィティは違法だから、彼らがリスクを
犯しながらアウトプットするナマの姿を捉えただけで
十分なのかも知れないけど。

★3.5個ぐらい。

観た人じゃないと分からないけど、ティエリーの人生に学ぶことは、
・自分のルーツや内面を受け入れて、それを力に変えること
・信じたことを、見返りを早く求めすぎずに続けること
・機会や変化を受け入れて早く行動すること
・自分を信じること
・人脈や関係構築に相手のメリットを必ず作りだすこと
でしょうか。枚挙にいとまがない。

学ばない方がいいことも沢山あるが。
ロスでのショーに携わったスタッフのコメントが全てを物語っている。

疑問がありつつ、これを映画化したバンクシーの視点がすごい。
そして、パレスチナの人種分離壁に、アートの力でメッセージを
記した彼には感服する。

以上、簡単に。
アート好きには損のない映画なので、是非おすすめします。
オススメ 本/映画 | 00:45 | comments(0)
Beautiful Islands
2009年のドキュメンタリー。

ツバル、イタリアのベネチア、米アラスカのシシマレフ島という、
気候変動による高潮や永久凍土の溶け出しによって消え行く可能性の
高い地域に密着し、人の営みと、今何が起きているかを、
ナレーションなどを極力排して紡いでいる名作。
★4こ。

それぞれ土地を愛し、文化を守り、慎ましく生活している姿は
本当に美しく、本当にこれを壊したくないな、って切に思った。

最近じゃ、あんまりメディアも温暖化だ、海面上昇だ、って
騒がなくなってるので忘れてしまっているが、これを観ると、
この数十年でかなり進行してしまっていることを痛感する。
ベネチアの高潮の夜なんてホント気味悪いですよ。

視点をぶらさず、事実とそこから生まれる人の感情を淡々と
伝えてくれた監督、海南友子さんに敬服を覚える。
あと、この前に書いたエンディングノートもそうだが、
是枝印は素晴らしい。

いきなり経済活動を縮小したりできないけど、まずは知ることだし、
地震で再考したこと然り、身の回りの無駄を排してちょっとずつ
変えていくことはできるんじゃないかな。

日本のメディアも、どうでもいいニュースとかバラエティ
ばっかり流してないで、こういう作品をもっと届けてくれないと
日本国民の民度が低下しちゃうな。嘆かわしい。

いずれにせよ、おすすめです。

http://www.beautiful-i.tv/

オススメ 本/映画 | 02:06 | comments(0)
エンディングノート
なんで今さら半年も前に映画館で観た映画の紹介なのか分からんけど、
そろそろDVDが出るんじゃなかろうか、もう一回みたいな、
とか思ってたのでなんとなく紹介。


自分と、自分の大切な人々の人生の終わりという大切な瞬間を、
勝手な思い込みによる悲哀が満たさぬよう。

ひとことで、誰にでも観て欲しい名画。
文句なしの★5。
ディティールになんくせつける気がなく、この一歩を踏んだ
砂田麻美さんとご尊父と、理解の深い家族を称えたい。
善し悪しを評価することではなく、死に対する一つの視点、
在り方として、受け入れるのが正しい見方だと思う。

誰にでもやってくる死が、自身にとっても周囲にとっても
ある種、青天の霹靂なのはすごくもったいない。
このドキュメンタリーは、ごく一般的、ごく具体的、
ごく現代的な背景で、死に対し多くの日本人に欠けている思慮を
示してくれていると思う。


映画館で3ヶ月分ぐらいの涙を流した気がする。
個人的には、僕の人生の次のステップを考えるに大切な映画。
とにかく、皆さん是非!

オススメ 本/映画 | 01:51 | comments(0)
今さらですが「レスラー」、名画です


「レスラー」

2、3年前ぐらいのミッキーローク主演の映画。

★4.5こ。
56歳のミッキーロークの役者魂に敬服するばかり。
それを観るというだけでも価値のある映画。
哀愁ある音楽も好き。

でも、名画なのは認めるけど、なんか自分に重ねちゃって、
ちょっと怖くなる映画。
この中年男の悲哀をみて、自分も人生の安息や終着地点を
本当に真剣に考えなきゃな、って何かすごく切実に思った。

今は事業に没頭してるのをよしとしてるが、
自分が人生で得たいものはこれだけじゃない。
夢に没頭してる人は、男女とわず、観てみるといいと思う。
ブレーキをかけたいわけじゃなく。

つい最近、ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔トップ5」
って記事が話題になってたけど、これも被るな。
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
そんなこんなで、ちょっと強引だけど、
絶対にハッピーになろっと、ってことで締めさせてもらいます。
ご機嫌よう。
ちなみに、あらすじ(だいぶネタバレあります)
ランディ(ミッキー・ローク)は若いころ、ザ・ラムというニックネームで知られる人気プロレスラーだった。しかし今はどさ回りの興業に出場し、スーパーのアルバイトでトレーラーハウスの家賃を稼いでいる。ある日の試合後、ランディは心臓発作を起こす。そして、次にリングに上がったら命の保証はないと、医師から引退を勧告される。ランディは場末のクラブを訪れ、なじみのストリッパー・キャシディ(マリサ・トメイ)に発作のことを話す。キャシディはランディに、家族と連絡を取るように勧める。ランディは、唯一の身内である一人娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)に会いに行く。しかし今まで父親らしいことをしてこなかったランディに、ステファニーはあからさまな嫌悪を示す。心臓発作の話も、彼女の怒りに火を注ぐだけだった。その話を聞いたキャシディは、ステファニーへのプレゼントを買いに行くランディに付き合うと申し出る。2人は古着屋でプレゼントを買い、パブでビールを飲むと勢いでキスを交わす。ランディはその日から、スーパーの総菜売場でフルタイムの仕事を始める。ランディがプレゼントを手にステファニーを再び訪ねると、彼女は彼を許してくれる。しかしランディはキャシディに交際を断られ、行きずりの女と一夜を過ごした挙句、ステファニーとのディナーをすっぽかしてしまう。激怒したステファニーは絶縁を宣言する。さらに、スーパーの客に嘲笑を浴びせられたランディは、仕事を放り出す。そして、自分はプロレス以外に生きる道はないのだと悟り、命をかけてカムバックを決意する。全盛期の宿敵・アヤトラ(アーネスト・ミラー)とのリターン・マッチのチャンスを掴んだランディは、試合が行われるウィルミントンへ出掛ける。ランディへの愛に気づいたキャシディは車を飛ばし、試合直前の彼を引き止めようとする。しかしその声は届かず、ランディはリングに上がる。
オススメ 本/映画 | 23:27 | comments(1)
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