BlogDelKotaro

30代前半都内ベンチャー人のライフログ。基本青い。最近は経営のことが多いかも。
25歳から仕事、映画、旅、写真、二日酔いなどの独り言を雑多に残し続けてます。
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命の終わりともらった思い
四月の鬱憤を晴らすような五月晴れとなった5月1日10時2分、
父方のばーちゃんの95年の命が終わりを告げた。


この1週間ぐらいは本当に苦しそうだったから、
淋しい気持ちはもちろんあるけど、辛い状態から解放されて
良かったね、って気持ちも。
会社にも理解もらって半休とって、
数日前に会うこともできたし。
感謝。

父も退職をしたので、外を向かなきゃならない大々的な葬式も
しなくてよく、荼毘に付されるまでの時間を長く取ってもらって、
これからしばらく、ばーちゃんの亡骸の前で、
飯くったり、酒のんだりでお疲れ様会をして、
最期の時間を迎えることに。
皆の気持ちを大切にする判断をした父と叔母に誇りを。


戦争を潜り抜け、大連に働きにでて苦労したり、
奉天に移ったり、上海に住んで親父や叔母さんを育てたり。
家族の小さい輪で語られていく過去。

今まで聞いたことないような話をたくさん聞いた。
ばーちゃんを偲ぶ思い、愛でる思いとともに、
皆の気持ちに焼き付け直していく儀式のように。

笑い、時々、涙。

その空気が素直に好きだなって、全身で吸い込んだ。
ばーちゃんは幸せだよ、きっと。
天気も本当に良かったし。
きっとどこか近くで、笑ってると思う。

思い出すは、中学1年のころの同じく5月、
母方のじーちゃんが急死したとき、母方の実家である料亭の和室で、
親族が飲めや叫べやのどんちゃん騒ぎしてたのが理解できず、
ひとりで亡骸に寄り添い、夜中までしくしく泣いてた自分。
そのころ理解できなかったその宴会の理由が、今は理解できる。
簡単なことかも知れないけど、実感を伴ったこの気持ちは、
自分にとってはきっと財産になるんだと思う。


あと、叔母さんには、本当に感謝したい。
人生の大きな部分を使って、10年以上も介護を続けてくれた。
今日も、彼女の口から何度も
「お世話させてもらいたくてさせてもらった」
という言葉が出てくるたびに、胸が詰まった。
なかなかできることじゃない。

これからは、自分にもっといっぱい時間を使ってもらえるかな。
そうしてもらいたいな、と。
なくなる人も重要だけど、生きる人のことはもっと重要。

あと、ヘルパーさんとかお医者さん、区、介護保険に感謝。
もちろん、納税者や保険料納付者もそう。
皆、叔母の気持ちをすごく気にかけてくださったそう。
「とても、ひとりじゃ出来なかった」って言ってた。
日本も捨てたもんじゃない。
心ある仕事に礼讃を。


申し訳ないのは、激烈な二日酔いだったこと。
朝帰りであまり寝てない状態で知らせを受け、シャワー浴びて
飛んで出てきたので、途中、ビール飲んだら眠くなり、
亡骸の横で、亡骸のように眠った。
残念すぎる。


「周りの大人に愛されて、守られて育った記憶は消えない。」

川内倫子さんの『CUI CUI』っていう写真集がある。
彼女自身の13年間の家族のアルバムで、おばーちゃんと
亡くなったおじーちゃんの物語でもあり、見るといつも涙がでる。
(→ 何回か過去に書いてるな

数年ぶりにこれがむしょうに見たくなり探してるんだが、
どこにしまったのか、どうしても見つからない。
うーん、残念。


色々と残念な自分すぎて、それもちょっと泣きそうだ。
悔い改めなきゃな。


以上、とりとめもオチも付けられんかったが、
とにもかくにも、心からご冥福をお祈りしたかったのと、
忘れないだろうが、忘れたくないゴールデンウィークの備忘に
残しておきたかったので。

駄文失礼!精読感謝!
皆様、良い日々、良い人生を!

Cui Cui
Cui Cui
川内 倫子
酒 笑 ドラマ | 01:58 | comments(0)









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